日本精神科看護協会50周年を迎えて
日本精神科看護協会が創立50周年を迎えられましたことを、心からお祝いを申し上げます。貴会におかれましては、創立以来半世紀の永きにわたり、精神科の看護技術の向上にご尽力頂いたことに深く感謝の意を表します。また、日頃より日本精神科病院協会の事業活動にご理解ご支援を賜り御礼を申し上げます。日本精神科看護協会は、精神科医療の現場で苦慮する事象に対し、現場に近い目線で様々な問題の解決にあたり、前向きな検討をすすめてこられました。この50周年も一里塚に過ぎませんが、これからも新たな精神科の医療を創造していただきたいと願っています。貴協会の益々の発展を祈念して、お祝いの言葉といたします。
一般社団法人日本精神科看護協会50周年を心よりお慶び申し上げます。わが国の精神保健福祉の発展へのご貢献、精神科看護の更なる質の向上へのたゆまぬご尽力に改めて敬意を表します。 少子高齢化の急速な進展により、日本は今、国や社会のあり方の大きな転換期を迎えています。対象者のニーズが複雑化・多様化するなか、あらゆる場ですべての人の尊厳がまもられ、適切な看護を受けられる社会を維持していくために、精神科看護の専門的知識と技術に寄せられる期待は一層大きくなっています。これからも看護の力で人々の健康と暮らしをまもるため、ともに取り組んでまいりましょう。 貴会の益々のご発展と会員の皆さまのご活躍を祈念致します。
日本精神科看護協会様、この度は設立50周年おめでとうございます。 貴協会におかれましては、「精神疾患(障害)の正しい理解を促進し、スティグマを払拭する」といった我々の取り組みにご賛同いただき、世界メンタルヘルスデーをはじめ様々な形で普及啓発活動を共にしていただきました。 精神科看護に携わる皆さまには、臨床領域はもとより多様なフィールドで専門性を発揮していただき、精神保健医療福祉の患者や家族のみならず、現在困難な状況にある人が信頼を寄せる貴重な存在であり続けていただきたいと切に願っております。 そして引き続き我々と、困難な状況にある人のパーソナルリカバリーにつながる活動にご協力いただけたら幸いです。
精神医療を支える両輪として
法人化50周年おめでとうございます。日ごろより、貴協会会員の看護師のみなさまと私たち精神保健福祉士は、精神疾患や障害を抱える方たちの療養生活上の相談や支援に携わるなかで、密接に連携させていただいておりますことに感謝申しあげます。 本協会では「すべての人に、“コノ邦ニ生キル幸セ”を。」をスローガンに掲げ、精神保健医療福祉の充実に向けて活動しています。貴協会とは、精神医療を支える両輪となり、誰もが精神疾患や障害があっても自分らしく暮らすことのできる共生社会の実現に向け、今後とも相互交流を深めさせていただけますようお願いいたします。
日本精神科看護協会50周年記念に寄せて
日本精神科看護協会50周年、おめでとうございます。 我が国の精神医療保健福祉の状況は、精神保健福祉の改革ビジョン等を掲げ、激変の50年だったと思います。その中において看護職の役割は大きく、貴協会は、常にその質の向上への取り組みを実践してこられました。近年では、本協会も含む関係機関に意見徴収しながら、2023年に「精神科医療機関における虐待防止の手引き」を発出されたことは、精神科病院の健全化に向けて重要な指針となりました。 地域共生社会の実現に向けて、今後も多職種で一致団結して取り組んでいく必要があると認識します。本会も貴協会と連携しながら貢献できるよう努力してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。