困ったときに、すぐに相談できるところ

困ったら……のステップ

  • 1.相談窓口を見つけましょう

    各地で、こころの健康への支援活動が盛んに行われるようになってきました。
    相談窓口は公開されていますので、都道府県や市町村のホームページ、保健センターなどが発行している広報誌などで確認しましょう。主に保健センターや精神保健福祉センターなどでこころの健康相談を行っています。こころの病気や福祉制度についても相談や情報を知ることができます。

    全国の保健所一覧  
    全国の精神保健福祉センター
  • 2.どんな「相談」があるのでしょう

    • ・ともかく誰かに聞いてほしい、知ってほしい
    • ・何とかしたいが混乱しているので、問題の整理や判断する助けがほしい
    • ・いろいろなサービスを利用するための手続きなどを手伝ってほしい
    • ・近所や学校、職場など周囲に状況を説明し、協力を求めたい
    • ・ただ、つらい、まったくどうしていいか分からない、お手上げ
      あなたに必要な「相談」は何でしょう?「こんな助けがほしい」と素直に伝えてみませんか?
  • 3.問題が複雑で深刻な場合は

    病院、クリニック、精神科の病院

    診断、診療が必要か否かの診断が必要なときは医療機関へ行きましょう。予約制のことも多いので、受診前に電話で確かめることをお勧めします。中には思春期や認知症など専門に特化した精神科もあります。休養を兼ねた入院治療もあります。

  • 4.さらには、落ち着いて暮らせるためのサポートも

実際に相談するときは

  • 1.自分にあった支援者に出会うために

    • ・状況をよく聞いてくれて、一緒になって問題を整理して、対処法を考えてくれるよう、依頼しましょう。
    • ・同じような立場の人(当事者や家族)と話すのも、参考になります。
    • ・回復の道では、見たくない面や感情と直面することもあります。つらい時は無理をせずにその気持ちを素直に伝えてみましょう。
  • 2.賢く上手な相談のために

    • ・相談したい内容をできるだけ整理して話せるように準備しましょう。一番困っていて何とかしたいこと、これまでの経過などを、まとめておきましょう。
    • ・受診したら「ほとんど話を聞かないのに、病名を言われ薬をたくさん出された」、回復をサポートする団体に行ったら「途中から宗教の勧誘になった」などというケースもあります。人に話して意見を聞きましょう。
    • ・診断や治療方針に関して、他の医師の意見を聞くセカンドオピニオンも利用できます。