教育

日精看は、活動理念「こころの健康を通して、だれもが安心して暮らせる社会をつくります」を実現するために、教育目的を掲げ、さらに毎年定める重点項目をふまえて教育事業を行っています。あなたの「成長したい!」にぜひご活用ください。

教育目的

◎時代の変化に対応できる看護の知識・技術・思考を身につけ、信頼される看護を実践できる看護職を育成する

◎精神科看護の対象者と活動領域を広くとらえ、当事者およびすべての関係者を包含した看護を創造できる看護職を育成する

日精看が育成する看護職像

●病態を含めた対象理解ができ、対象者がその人らしい生活をおくるための看護を実践できる看護職

●患者の尊厳を守るための感性をみがき、自分の考えを表現できる看護職

●キャリアに応じた組織の変革・発展に必要な専門的能力、対人関係能力、概念化能力を備えた看護職

●精神障がい者が地域で自立した療養生活を実現・継続できるよう、地域に目を向けた看護を実践できる看護職

令和6年(2024年)度 重点項目

1.精神科看護職の人権意識を高め、倫理的感受性を磨くための教育活動を強化する。

・精神科看護の対象となる人々の治療・看護のあらゆる局面においてアドボケイト(権利擁護者)としての役割を担うことについて理解し、実践することを促進する。
・精神科看護職の倫理綱領と現場の状況を照らし合わせて考え、倫理的感受性を磨くための研修会を本部および全支部で企画・実施する。

2.身体的拘束を減らすための看護実践の知識・技術の向上に向けた教育活動を行う。

・常に身体的拘束が必要か否かを問い続けながら、対象となる人々とその方を取り巻く環境を含めて理解・アセスメントし、身体的拘束を減らすための看護実践を促進する。
・身体的拘束の早期解除に向けた、安全で質の高い看護を行うための知識・技術を習得し、実践することを促進する。

3.精神科看護職が多機関連携による迅速・円滑な地域移行・地域定着を主体的にすすめるための教育活動を行う。

・入院当初から対象者の退院後の地域生活を想定してかかわり、医療機関と地域の関係機関の連携を強化するために、関係する職種それぞれの役割を理解し、協働を意識した実践を促進する。

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