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令和7年10月10日(金)14時00分〜15時30分
石川県立図書館2階文化交流エリア研修室にて、公益財団法人 金沢健康福祉財団からの依頼を受けて、こころの健康出前講座を開催いたしました。
講師は、石川県立こころの病院 精神科認定看護師の高橋尚樹先生にして頂きました。
金沢市在住の18歳以上の方を対象に講座を企画して、33名の方が参加されました。
高橋先生は、こころの健康状態をセルフチェックするために10項目の質問を行って、参加者の健康状態を評価しておりました。そして、未病(健康と病気の間で、健康から遠ざかる状況)ケアについて、参加者の印象に残るように、NHKドラマの「あんぱん」を話題にして、健康的なアンパンマンや不健康なバイキンマンのキャラクターを挙げて、こころの健康(感情に気づく、現実的問題解決、建設的な関係作り)とこころの不健康について、またメンタルヘルスケアについてわかりやすく説明しておりました。
また、ストレスから離れる工夫として、呼吸や五感を使ったマインドフルネスの説明と実技について話され、それから怒りに対…
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令和7年9月20日(土)14:00~16:00
金沢医科大学 看護学部3号棟1階 第1講義室にて、講師の東京都立松沢病院 精神看護専門看護師 藤原雅司先生に講義をしていただきました。
参加者は40名(会員34名 非会員6名)でした。
藤原先生は、オープンダイアローグの治療的対話方法について、とてもテンポよく、時折ユーモアを交えながら講義をしてくださいました。興味深い題材でもあり、参加者は非常に熱心に講義に耳を傾け、時には共感し、頷きながら聞き入っている参加者も見られました。
後半のグループワークは、オープンダイアローグの技法である「リフレクティング」(会話についての会話)を用いて、聞き役2名と相談者役1名の3人1組で行いました。方法は、①聞き役Aが相談者の話を聴く②聞き役AとBが感想やアイディアを出し合う③相談者に感想を聴く、をワンセットとし、藤原先生にはタイムマネジメントを行っていただきました。
グループワークを終えた感想としては「話をしているとき共感してもらえている気がした」「話しを聞き入れてもらえるだけで楽な気持ちに…
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7月29日(火)に現地開催でのこころの日イベントを開催しました。
イベントに来られ企画に参加した方は延べ 37名でした。
本年度は、能登地区での開催となり、地域の商業施設のイベントスペースを貸して頂けたため、前年度より多くの広報幹事が参加でき、イベント内容も増やす事が出来ました。
当該商業施設は、過去のこころの日イベントにも協力して頂いた経緯があり、本年度のイベント開催においても、イベントスペースの貸し出しのほか、イベント告知の店内放送など、快くご協力して下さいました。
全施設スタッフ含め、催事担当の方、本当にありがとうございます。
本年度は、支部幹事11人がイベント運営に参加して、イベント開催時間を10:00〜15:00に延長しました。内容に関しては、パンフレット配布を前年度から継続し、『ストレスチェック』、『アルコールパッチテスト』と過去のイベントでもニーズの有った内容を追加しました。チェックテストを行いながら、地域の方々と、こころの健康を含め色々お話しさせて頂く事ができました。
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令和7年7月19日(土)14:00~16:00
金沢医科大学看護学部第3号棟1階1講堂室にて、石川県支部大会、記念講演として、一般社団法人 日本精神科看護協会 業務執行理事 金子亜矢子先生に講義をしていただきました。
参加者は40名でした。
支部大会では、支部長 長山豊様よりご挨拶いただき、事業報告、功労・優良会員表彰、福島県県外避難者こころのケア訪問事業、能登半島地震に伴うこころのケア専門ダイヤル派遣対応、2025年度 石川県支部役員・幹事の改選とすべての課題が滞りなく進みました。
また、今年度は支部功労表彰で、桜ケ丘病院の寺井彰様、結城病院の野崎智仁様が表彰されました。寺井様は会計部長、支部役員として長く支部の活動に尽力され、野崎様は広報委員長、広報副委員長として長く支部の広報事業に尽力されたことでの表彰となりました。
記念講演では、金子亜矢子先生に以下の内容でお話をいただきました。
金子先生には、実体験を交え、退職理由、離職要因の考察から見えてきた課題、離職を防ぎ、看護の質を高めるためにはどうするか、心理的安全性があ…
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令和7年6月21日(土)13:00~17:00
金沢医科大学 看護学部 3号棟1階 第1講義室にて、講師の、金沢医科大学 看護学部 精神看護学 教授 長山豊 先生より講義を開催しました。
参加者は 30名(会員29名、非会員1名)でした。
研修会では資料、テキストを用いて、①精神科病院における障害虐待防止について、②精神科看護の役割と倫理、③倫理指針に基づいた看護ケア、④組織における倫理教育の推進、⑤倫理観を養うための技術演習、⑥虐待のない看護現場であるために、といった研修内容で進行しました。
改正精神保健福祉法、障害虐待防止法の具体的な例をまじえながら、5つの虐待行為や虐待の早期発見と未然防止のための措置、業務従事者の通報義務、通報者の保護、虐待発見後の協力体制の整備が法的に規定されている事を知り、日々これらを念頭において業務にあたる必要があり、感覚麻痺に陥らないようにしなければならないと再認識させられました。
グループワークの中では、実際の臨床で生じている虐待ではないかと思われる言動について話し合い、自分自身の行動が…
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2021年度に改正を行った倫理綱領や「モヤモヤMEMO」を掲載しています

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