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2023.05.22 石川県

令和5年度 支部研修 1)『初任者研修』

令和5年4月22日(土)14:00〜16:00に、支部研修 1)『初任者研修』の講義が『マナブル』によるオンラインにて、講師の、医療法人社団澄鈴会 粟津神経サナトリウム 精神科認定看護師 川上 武志先生より開催されました。
参加者は 31名(会員19名、非会員12名(うち県外が1名))でした。

本日の研修内容
・精神科看護師の役割
・効果的なコミュケーション技術
・精神障がい者の特徴(特性)
・統合失調症の看護
・気分障害(うつ病の看護)
・気分障害(双極性障害の看護)
・拒薬時の対応
・暴力興奮時の対応
・自傷行為自殺企図の対応

初任者研修として、川上先生は、精神科看護の基本的な知識、コミュニケーション技術、統合失調症・気分障害の看護のポイントや観察する視点や対応方法について、要点をまとめて講義してくださいました。

効果的なコミュニケーション技術では、安心感を与え話す声のトーンや患者さんとの距離間を保ち、話しやすい環境を整え、共感的な姿勢で寄り添う事が、患者さんとの関係を構築するうえで大切な技法であると再認識できました。

また、患者さんの普段の様子を把握する事で、病状変化のサインを察知し、速やかに対応できれば、症状緩和を図る事ができること。
患者さんによっては、精神症状が切迫している時があり、複数名の看護師で対応が必要になる場合や、診察を要する場合があり、速やかな判断を求められる場合に、即座に対応できる事の重要性を再認識する事ができました。

今回の研修は初任者だけでなく、精神科看護を長く経験している方や、院内で新人研修に携わってる方にとっても学ぶ機会であったと思います。この学びを日々実践の場で活かせる様取り組んでいきたいと感じました。

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