NISSEIKAN
ONLINE
令和6年7月20日(土)14時00分~16時00分
Zoom オンラインにて、『心理的安全性・行動制限最小化』を開催しました。 講師は信州大学医学部保健学科 看護学専攻 教授 下里 誠二 先生にしていただきました。
参加者は 28名(会員26名、非会員2名)でした。
安全・安心してすごせるようにと「心理的安全性」をテーマにした講義していただきました。そもそも 心が安全であるというはどういうことか? 参加者へのチャットを通して「今の職場で自身が心理的に 安全ではないと思う状況とは」について、それぞれの回答をまとめ、その心理的な状況を再認識する事で、患者さんにも同様に心理的に安全ではないと思う場面があることを改めて認識できたと思います。
患者さんと関わる上で、当事者の気持ちは本当か? 共感という言葉が持つ意味、支援者が障害に寄せる共感にはすでに「上から目線」という立場である事が含まれている事についての内容がありました。この事はとても興味深く学ぶことができ、これまでの自身と患者さんの関わりについて考えさせられるものがありました。また、コミュニケーションについての理論や重要な構成要素について知識を深めることができました。
今回の研修を通して、自身が日頃の関わり方や患者さんの捉え方について、改めて考えさせられる部分が多かったように感じました。お互い安全で安心して過ごせるよう、今回得た知識を日頃の関係づくりに役立てたいと思います。
下里先生、お忙しいなか貴重なご講義ありがとうございました。