NISSEIKAN
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令和7年1月の午前中の授業として、
かほく市 の小学校で、講師の、金沢医科大学 看護部 精神看護学 教授 長山 豊先生に出前講座を行っていただきました。
講座の参加者は、低学年の児童は11名でした。
出前講座では、主に小学校低学年の児童を対象に、こころの健康とネット依存について、長山豊先生からお話しをして頂きました。小学校の先生より年齢が高くなるにつれてネットを使用する時間が長くなる傾向にあるとの事で、成長過程の児童にとって、どんなことに気を付けていけばよいのかについて、分かりやすく話されていました。
まず、前提として、こころの不調は体と密接につながっていることについて説明されました。その上で、頭痛や腹痛など体に現れるサインに気づいていくこと、成長や疲れを癒すには睡眠(9時間程度)をとることが非常に大切であること、また食事(特に朝食)をしっかりとることや、朝日(体内時計リセット)を浴びること、適度な運動をすることで気分をよくしていくことなど、こころと体調を健康に保つ上で、大切な事を、児童一人ひとりに語り掛けながらわかりやすく話されていました。
最後にネットの使用時間については、長くても2時間以内がよいと話され、2時間を超えると睡眠に影響がでてきて、朝早く起きれなくなり食事もとれなくなるなど、最初に話た、こころと体の健康に大切な事が、守れなくなる恐れがあると話されていました。
当日は、保護者の方も来られており、この講義をきっかけにして、こころの健康やネットの上手な使い方について家族で関心を持ち、児童の皆様が健やかに生活していけることを願っております。
長山先生、本日はありがとうございました。