NISSEIKAN
ONLINE
令和8年 4月18日(土) 14:00~16:00
金沢医科大学看護学部 3号棟1階 第1講義室とオンライン(zoom)でのハイブリッドにて、講師の、粟津神経サナトリウム 精神科認定看護師 川上 武志 先生に講義をして頂きました。
参加者は、会員28名、非会員名の計36名(内:オンライン参加は8名)でした。
講義の内容は
① 近年の精神科疾患構造の変化
② 聴く力について
③ 精神科患者の特徴
④ 各疾患と症状への対応とそのポイント
⑤ 精神科で起きやすいトラブルとその対応について
大きく上記の5つのポイントについて話していただきました。
講師の先生自身が体験した事例をもとにした内容は、自分自身の体験と重ね合わせる事で、状況等についての想像がし易く、理解が捗るように感じました。
また、先生が講義の中で話された、家族や地域から見放された人がたくさんいる事、我々が見放さずに守っていかなければならないという言葉が、私には強く印象に残りました。
当事者に人として関わる上で、『相手の気持ちを想像する力』、『聴く力』、『分かろうとする姿勢』、『ポジティブで柔軟な思考』、『人としての暖かさ』を忘れないで関わっていくことの重要性を、改めて考える機会となり、反省することが有ったと気付かされました。特に、いつもと違う訴えをしてきた場合に、フィジカルの面を意識して観察する視点を、忘れてはいけないと痛感しました。
ところで、最近のうつ病治療の話になりますが、r-TMS(反復性経頭蓋磁気刺激療法)といった治療が導入されています。まだ県内でも導入している病院は限られていますが、先生が所属されていいる粟津神経サナトリウムでは導入し活用されているそうです。
精神科領域にも、こうした新たな治療法や治療薬が開発されてます。新たな治療を患者さんが選択される際に、不安がある場合は、その気持ちに寄り添い、副作用などの出現や不快症状がある場合は、それを見逃さない看護を心がけていきたいと思います。
川上先生、本日は貴重なご講義いただきまして、誠にありがとうございました。
本日の受講された方々が、今回得た知識や学びを勤務する施設や病院の他の職員とも共有していただければ幸いです。今後も石川県支部では、研修会にて情報提供を行っていきますので、興味深いテーマがあれば参加していただければと思います。