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2026.09.12 石川県

令和8年度 支部大会記念講演 支部研修3)『変わりゆく精神科医療の中での看護を考える』

令和8年7月11日(土)14:00~16:00
金沢医科大学 看護学部3号棟1階 第1講義室での現地と Zoomオンラインにて、第16回 石川県支部大会を開催しました。記念講演は、一般社団法人 日本精神科看護協会 業務執行理事 金子 亜矢子先生に講義をしていただきました。
参加者は71名(Zoomでの参加19名)でした。

支部大会では、支部長 長山 豊様よりご挨拶いただき、近年の精神科看護のあり方や6月に浜松で開催された学会についてお話をいただきました。引き続き、事業報告、優良会員表彰、2026年度 石川県支部役員・幹事の改選とすべての議題が滞りなく進みました。

今年度は支部優良会員表彰で、石川県立こころの病院の瀬戸 信哉様、かないわ病院の大道 健二様が表彰されました。瀬戸様は副支部長・教育委員長と長く支部の活動に尽力され、大道様は会計部長・教育委員として長く支部の活動に尽力されたことで表彰となりました。

記念講演では金子亜矢子先生に以下の内容でお話をいただきました。

金子先生には、変わりゆく精神科医療の中で看護を考えるという演題のもと、臨床での実体験や症例などを交えて、これまで精神科医療はどのように変遷してきたのか、これからの精神科看護が挑戦するとしたら、①組織のイナーシャ(慣性)②人権擁護&その人らしい生活の実現③自己管理の三点に挑む姿勢が大切であるとのお話しをいただきました。

①組織のイナーシャ(慣性)では、人は過去の成功体験や安全第一・トラブルの回避と現状維持に縛られ、変化を拒む背景にある脳の認知のくせがある。そこで変化を拒む組織のイナーシャ(慣性)を打破することによって、その先にある理想のチームを目指すことが可能である事。

②人権擁護&その人らしい生活の実現では、本人の意思を尊重し、その人らしさを、その人の生活を理解することによって、権利と尊厳をベースとした看護の転換に挑戦することに繋がる事。

③自己管理では、自分・相手を理解することで、それぞれの違いに気づくことが大切であり、自分自身を知らなければ、相手を理解することができないこと。また、自分を管理するには、自分を知る必要がある事。

私は先生の講義を聞いて、これら三点に挑むことで、これからの精神看護の現場において、より良い変化に繋がるのではないかと改めて感じました。金子先生、本日は貴重なご講義をいただきまして、誠にありがとうございました。

今後、受講された方々が、今回得た知識や学びを勤務する施設や病院の他の職員とも共有していただければ幸いです。今後も石川県支部では、研修会にて情報提供を行っていきますので、興味深いテーマがあれば参加していただければと思います。

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