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2026.10.24 石川県

令和8年度 支部研修4)「生き生きと働き続けるための教育指導コミュニケーションー感情に気づき職場内の関係を捉え直すー」

令和8年9月12日(土) 14時00分〜16時00分
金沢医科大学 医学教育棟1階 図書閲覧室とZoom オンラインにて、講師の、大阪大学 大学院医学系研究科 保健学専攻 武用 百子先生に講義を頂き、グループワークも行いました。研修参加者は44名(現地参加36名、オンライン参加8名【非会員はそれぞれ2名と1名】)でした。

「Well-beingは、たどり着いた先にあるものでしょうか。それともいま歩いているこの道にもあるのでしょうか。」から先生の講義は始まりまり、3つの感情制御システム(目的達成、脅威感情制御、充足・スージング)いずれも必要性や、状況に応じて相互に影響し合うことを話されました。
また、指導する側にもされる側にも感情があり、その感情に気づくことで一旦立ち止まり、自分の解釈も確かめ、何を守りたいか考えることができる事。表面に見えるものだけではなくその下にある「不安、羞恥、傷つき、責任感、無力感」、「大切にしている価値」を知ることの重要性についても説明されました。

グループワークの一つでは、誰が悪いかではなく、何が起きているかを考えることが重要であり、『誰が悪いか』ばかりに囚われる事は、「あの人は・やる気がない人、何度言ってもわからない人、感情的な人、扱いにくい人、最近の若い人」など、関係を固定する原因になるとの気づきを得られるものでした。
また、相手の行動には、その人なりの理由があるため、関係を捉え直す次の4つの視点1)人ではなく「出来事」を見る。
2)性格ではなく「背景」を見る。
3)正しさだけでなく「受け取られ方」を考える。
4)個人だけでな く「職場の条件」を見る。
ことが必要であると理解できるものでした。

第4部の心理的安全性と教育・ 指導安心して働ける職場では、疑問、失敗、異論、助けの要請を表明しても、人間関係上の不利益を受けないという感覚を持てること。
指導は「情報伝達」ではなく「対話」であることが重要だとも、先生は話されていました。

研修を通じて、日常的に行っていることが、相手にとって脅威や不安を与えることになっていたのではないか、関係を固定するような発言をしていたかもしれないと考えることができました。そして、明日から変える一つの行動として、私が気づきたい感情、減らしたい言葉や反応、明日から使ってみる言葉を考える良いきっかけになりました。
Well-beingは個人の心理状態だけではなく、職場における関係性と組織条件のなかで形成されるものであると学びました。

今後の教育指導コミュニケーションに役立てたいと思います。本日は貴重なご講義をありがとうございました。

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