最新情報

2023.05.22 茨城県

Web研修会 「精神科ビギナー研修会①」

皆さまお久しぶりです!茨城県支部です!令和5年度初のWeb研修会を5月12日に開催させて頂きました!初回は精神科病院に入職したばかりの方向けのビギナー研修を実施しました!

【茨城県支部】Web研修会
令和5年5月12日(金)
精神科ビギナー研修会①
(1)「茨城県における精神科医療の現状と制度」
    講師 茨城県福祉部障害福祉課 精神保健担当 課長補佐 小林望美 先生
(2)「統合失調症という病気とその方へのかかわり方」
    講師 みやざきホスピタル 精神科認定看護師 関川征宏 先生

内容(1)
1.精神疾患の患者の現状
2.精神科医療の現状
3.精神保健福祉法
4.茨城県における精神科救急体制
5.各種の支援制度等

内容(2)
1.病態と症状について
2.治療や薬物療法の副作用
3.患者への接し方や看護のバリエーション
4.統合失調症について理解と説明
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2023.03.12 石川県

令和4年度 支部研修 8)『発達障害看護』

令和5年2月25日 (土)14時00分〜16時00分
Zoomオンラインにて講師の日本精神科看護協会 業務執行理事 事務局制作企画長 草地 仁史先生より講義を開催しました。
参加者は32名(会員28名、非会員4名)でした。

講義内容
・ニューロダイバーシティーという考え方
・先天性と後天性の障害の理解
・注意欠如、多動症
・自閉スペクトラム症
・ADHDとASDの違い

初めにニューロダイバーシティについて様々な神経学的差異を認識し、多様性として尊重するべきである考え方を学び、それを前提とした上で講義を受けました。『人は個々に特性があるため普遍的なものである』との言葉を知って、発達障害に対する自身の認識について一度立ち止まって考えるきっかけとなりました。講義では人の心は自立と依存のバランスによって保たれており、生まれつき心が強い人もいれば弱い人も存在しており、個々に差があって当然である事、その上で可視化できない『心』を学ぶことに対して関心を受けました。看護師として患者様の対応…
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2023.02.15 茨城県

Web研修会「オープンダイアローグの治療的対話実践 ― ケアとしての対話を考える」

皆さまこんにちは!茨城県支部です!2月3日は節分です!豆まき、恵方巻きを食べる前に、茨城県支部では今年度最後のWeb研修会を開催しました!

【茨城県支部】Web研修会
令和5年2月3日(金)
「オープンダイアローグの治療的対話実践 - ケアとしての対話を考える」
講師 東京都立松沢病院 訪問看護精神看護専門看護師 藤原雅司 先生

内容
1.オープンダイアローグの概要
2.演習 リフレクティング・ワーク「自分のこと」を話そう。
3.まとめ・意見交換

オープンダイアローグにおける「対話」のあり方について分り易くご説明頂きました。また、ブレイクアウトルームを使用し、リフレクティングとは何か、またその姿勢や取り組み方に関して実践を用いて演習を行ないました。
藤原先生、お忙しい中貴重なお話をありがとうございました!ブレイクアウトルーム使用した演習にご参加頂いた皆さまもありがとうございました!

  今年度は今回でWeb研修会は終了となります!参…
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2023.02.04 茨城県

Web研修会「ぶっちゃけカンフォータブルケアって何なん?」

新年を迎えて皆様いかがお過ごしでしょうか!茨城県支部です!今年もよろしくお願いします!2023年になって早速ではありますが、Web研修を実施させていただきました!

【茨城県支部】Web研修会
令和5年1月13日(金)
「ぶっちゃけカンフォータブルケアって何なん?」
講師 南 敦司 先生

内容
カンフォータブルケアとは何なのか。認知症看護にどのように活用していくのかについて、提唱者である南先生ご自身から簡単なデモンストレーションを含めた講義や、活用している病院とのディスカッションを行ないました。認知症の病態になぜカンフォータブルケアが適切なのか。その根拠を脳機能を含めたBPSDの原因やそのケア方法についてご説明頂きました。また、認知症患者へ適切なケアを行なうことで社会に対して精神科病院として存在感を発揮し、社会貢献に繋がることを教えて頂きました。
南先生、お忙しい中ご講義頂きありがとうございました!新年早々研修会に御参加くださった皆様ありがとうございました!

今年度は来月に…
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2023.01.01 茨城県

Web討論会「精神科看護実習について考える」

皆様こんにちは!この記事が掲載される頃にはきっと年も明けています!
改めまして、あけましておめでとうございます!茨城県支部です!
2022年の最後に複数の先生をお招きして、クリスマス直前の特別なWebイベントを開催させて頂きました!

【茨城県支部】Web討論会
「精神科看護実習について考える」

信州大学医学部保健学科 広域看護学 教授 下里誠二 先生
茨城県立医療大学 保健医療学部看護学科 学科長 精神看護学 教授 中村博文 先生
常磐大学 看護学部看護学科 精神看護学 教授 池内彰子 先生
茨城キリスト教大学 看護学部看護学科 精神看護学 講師 宇留野由紀子 先生

内容
看護学校の先生は、何を求めて精神科実習に学生を送り出しているのか。実習受入病院の看護師は、実習学生に何を知ってもらおうと望むのか。それぞれが感じる疑問点、看護学生・現場の看護師それぞれが実習から得るもの、お互いにどんな相互作用があるかなど、看護実習の在り方について討論会を行ないました…
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2022.12.30 石川県

令和4年度 支部研修 6)『認知症看護』

令和4年12月17日(土) 14時00分〜16時00分
Zoomオンラインにて、講師の、桜ヶ丘病院 主任 精神科認定看護師 薮 一明先生より講義を開催しました。
参加者は 25名(会員23名、非会員2名)でした。

本日の研修内容
1.高齢者が対応困難になる背景
2.認知症の原因疾患の理解・アルツハイマー型認知症と基本事項
3.快刺激のケア
4.対応する時に役立つ事

 今回の研修で学んだ事として、65歳以上では脳血流量が若年成年者の80%以下に低下し、脳容積も約10%減少してしまう事実があり、加齢による変化は防ぎようがなく、生化学的な反応も低下していく事です。そこで、少しでも自身で老化を予防していくには、生化学的反応に関与する神経伝達物質のドーパミン、セロトニン、メラトニン等は、生活習慣等を改善する事で活性化が望める為、身近な事としてこれらにアプローチする事で、身体の生化学的反応を低下させず維持する事が妥当だと感じました。

 ドーパミン、セロトニンは偏りのない食…
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2022.12.09 茨城県

Web研修会「褥瘡ケア ひたちなかメソッド」

皆様お元気にお過ごしでしょうか!茨城県支部です!
12月になって急に気温が下がり、体調変化に注意が必要ですね!そんな12月に入ってすぐに非常に勉強になる研修会を開催させて頂きました!

【茨城県支部】Web研修会 令和4年12月2日(金)
「褥瘡ケア ひたちなかメソッド」
株式会社日立製作所 ひたちなか総合病院
特定看護師/皮膚・排泄ケア認定看護師  大山 瞳 先生

内容
1.褥瘡予防の正しい知識
2.褥瘡発生リスク
3.在宅褥瘡ケアひたちなかメソッド
4.皮膚・排泄ケア認定看護師との連携
5.新しいケアを「組織で」取り入れるには

研修の冒頭から動画を使用しての「ズレと除圧」に関しての分かり易い説明から、「円座は有害」「除圧機能付き寝具での体位変換は不要」「就寝後のオムツ交換は止めたほうが良い」等のお話を頂き、目から鱗な学びが沢山ありました!「皮膚トラブル」と考えられている褥瘡に関して正しい援助の知識、技術についてご講義頂きました!大…
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2022.12.09 茨城県

Web研修会「行動制限最小化の糸口 ~倫理的観点から~」

茨城県支部です!12月も直前に迫った11月26日にWeb研修を開催させて頂きました!

【茨城県支部】Web研修会 令和4年11月26日(土)
「行動制限最小化の糸口 ~倫理的観点から~」
帝京大学 医療技術学部看護学科
精神看護専門看護師/公認心理士 寺岡征太郎 先生

内容
・行動制限をめぐる話題
・チーム医療の視点と倫理的実践
・行動制限と倫理的課題
・倫理的行動に必要な要素
・看護実践に必要な倫理概念~倫理的意思決定の基盤~
・医療における倫理原則
・倫理に焦点をあてた話し合い(WORK-1・2・3)

当日は講義だけではなく、日頃の臨床現場で感じた倫理的課題について参加者同士でディスカッションを行ないました。参加者同士によるディスカッションを行なえたことで行動制限の在り方について様々な方との意見交換を行なうことができ、倫理的思考を深める機会をいただけました。
寺岡先生、お忙しい中学びの深いお話を頂きありがとう…
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2022.11.29 石川県

令和4年度 支部研修 5)『行動制限最小化看護について』

令和4年11月19日 (土) 14時00分〜16時00分
Zoomオンラインにて、講師の、国民健康保険小松市民病院 精神科看護認定看護師看護師 塚谷 大輔先生より講義を開催しました。
参加者は 28名でした(非会員1名)。

講義内容
・行動制限を定義する法律
・行動制限最小会員とは
・日本における行動制限の現状
・行動制限の考え方について
・事例とともに将来の行動制限について考えてみる

最初に法律をわかりやすく説明があり、隔離・拘束以外に身体拘束にあたるものを説明していただきました。危険回避のために何気なく行っていた事も含まれていました。
精神科病院での1日あたりの身体拘束の実施率を日本と諸外国との比較すると、諸外国は人口100万人に対して1人未満、日本は98、8人(認知症病棟での拘束は除外)と比較にならない数字で驚きました。人の自由を奪う事の重みを意識し、アンテナを高く持ち常に代替ケアを考えていかなければないと思いました。そして、職員一丸となって取り組む…
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2022.11.29 石川県

令和4年度 こころの日イベント)金沢市内の小学校からの依頼で、高学年を対象にネット依存についての講義をさせていただきました

令和4年11月2日 (水) 9時30分〜10時15分(2時間目の授業)に、こころの日イベントとして、金沢市内の小学校にて、講師の金沢医科大学 看護学部 精神看護学 准教授 長山 豊先生より『ネットとの付き合い方を考えよう』という内容で、講義を開催しました。
講義には小学5〜6年生の生徒と、担任の先生方と保護者の方が参加されました。
体育館での対面講義に約90名の生徒が参加され、教室でのオンライン参加の生徒と合わせて、250名程度が参加されました。

今回依頼をいただいた小学校では、個人のSNS端末を持つ生徒が増えた事で、ゲームやネットに熱中し過ぎ、生徒達の生活のリズムが崩れる事、依存症のリスクが高まっていることを、校長先生、養護教諭を含め先生方が感じておられたそうです。
そこで、その対策の一つとして、生徒達とその親がそうしたリスクに注意を持てる様に、専門家から正しい情報の提供をしてあげたいと考えられて、こころの日イベントのチラシをきっかけに、養護教諭の方が講義の依頼をしてくださいました。

長山先生の講義では、ネ…
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2022.11.29 茨城県

Web座談会「日精看版ラダーについて その2」

茨城県支部です!だんだん気温も下がり甘い物が恋しい季節になってきていますが、チョコで覆われた美味しいお菓子で有名なポ○キーの日にWeb研修を開催させて頂きました!

【茨城県支部】令和4年11月11日(金)
Web座談会
「日精看版ラダーについて その2」
日本精神科看護協会 業務執行理事 金子亜矢子 様
日本精神科看護協会 教育企画部長 相原法子 様
協賛
日本精神科看護協会 栃木県支部
日本精神科看護協会 千葉県支部
日本精神科看護協会 茨城県支部

内容(座談会)
・自己評価でラダーを利用してみて思ったこと、疑問
・他者評価でラダーを利用してみて思ったこと、疑問
・自院のラダーと比較してみて思ったこと、疑問
・今回初めて参加された方のラダーに関する質問
・クリニカルラダーの新しい活用方法を考えてみよう

3支部協賛ということで、今回も多くの病院の皆様にご参加頂きました!それぞれの病院の教育シス…
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2022.11.15 石川県

令和4年度 石川県支部学術集会

令和4年10月15日 (土) 13時30分〜16時00分
Zoomオンラインにて、令和4年度の石川県支部看護学術集会を開催しました。
参加者は 25名でうち非会員の方が1名でした。

第1群:座長:七尾松原病院 中出 泉

①ー1
COVID-19感染拡大防止のための行動制限のストレスにより衝動行為を繰り返す患者への看護介入
医療法人積仁会 岡部病院 谷口 英維士

①ー2
長期に身体拘束された患者が拘束解除に至った看護介入
医療法人積仁会 岡部病院 水上 亜矢子

第2群:座長:七尾松原病院 中出 泉

②ー1
精神科看護師のワークモチベーションに関する要因
ー職務満足度との関連性の検討ー
石川県立こころの病院 橋本 清和

1群の講評は大江 真人先生(金沢医科大学 看護学部精神看護学 講師)
2群の講評は北岡 和代先生(公立小松大学 保健医療学部 看護学科 教…
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2022.11.15 茨城県

Web研修会「精神に病を持つ人の看取り」

茨城県支部です!秋の涼しさから冬の寒さに移りゆく季節となりましたが、10月29日にWeb研修会を開催させて頂きました!

【茨城県支部】令和4年10月29日(土)
Web研修会
「精神に病を持つ人の看取り  『どういきたい』をどう支援するか」
神奈川工科大学 田代 誠 先生

内容
・日本の精神医療の変化
・重度かつ慢性期という課題
・長期入院患者の「死」に触れること
・アドバンス ケア プランニング
・精神科における意思決定支援の課題
・精神科病院から退院するということ
・患者の「死」が意味するものとは
・看取り後のカンファレンス
・精神科病院で終活が必要か?
・これからへの期待

精神科は急性期医療への転換、地域移行・定着への変革している中、精神科病院の中にはまだまだ長期入院に至り、終末を迎えることがあります。そのような現状から精神科病院における終末期ケアの課題や提案、そして今後への期待について…
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2022.11.15 茨城県

役員会、看護研究発表会、特別研修会「看護研究の楽しみ方」

茨城県支部です!秋の風や快晴が心地よくなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか!
10月14日、午前中に令和4年度第3回目の茨城県支部役員会、午後には令和4年度の看護研究発表会を開催させて頂きました!

【茨城県支部】令和4年10月14日(金)
午前:役員会

午後:看護研究発表会
「患者の回復に伴う精神科看護師の観察視点の変化」 
医療法人精光会 みやざきホスピタル 阪本 茂さん
「患者の地域生活におけるクライシスプランの有用性 入院中にクライシスプランを患者と共に作成して」
  医療法人仁愛会 水海道厚生病院 鹿志村佑亮さん 
「転倒する場所とスタッフの認識調査から見えたこと」 
医療法人圭愛会 日立梅ヶ丘病院 長谷川美穂さん
「統合失調症患者の身体科受診時における精神科看護師の実践」
 医療法人社団有朋会 栗田病院 高橋清美さん 

特別研修会「看護研究の楽しみ方」
茨城県立医療大学 保健医療学部看護学領…
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2022.10.14 石川県

令和4年度 支部研修4)『当事者・医療者双方のこころの安全とは』

令和4年9月24日 (土) 14時00分〜16時00分
Zoomオンラインにて、講師の、信州大学 学術研究院 保健学系 広域看護学領域 精神看護学 教授 下里 誠二先生より講義を開催しました。
参加者は 18名でした。

今回も研修はZoomで、参加させていただきました。研修中に数回、下里先生からの質問を携帯で打ち込む事があって、それを読み上げられたら、少しうれしく感じて楽しく研修を受けることができました。

今回の研修では“当事者”と“医療者”の双方の“こころの安全”という題で講義がされました。今まで私は、”当事者のため“と言って、当事者を第一にケアや学習をしていると思っていました。その為、“当事者(患者様)“と”医療者(自分)”の“こころの安全”について、”医療者“を含めた”双方”からの視点で考えることは、ありませんでした。

下里先生はサブタイトルで、CVPPPから考えるこころの安全と、題していました。私も数年前に富山でCVPPPのトレーナーを受けていたので、教本で習ったことが出てきて、少し懐か…
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